デザインを暖めて、暖めて、頃合いを見計らって「いかが?」と提案します。
今回の開発は、提案したら即答で進めることになりましたので読み通りと喜んでいましたが、それからが長かった。
次のワークショップまでに準備しておくね??。
ワークショップ数日前に「間に合わない。」
その次には間に合わせるよ!!!
数日前に「忙しすぎて現場が悲鳴あげているから無理。」
待つこと3回目にして、試作確認。おお、いい出来。サイズ感も狙い通り。
そして、展示会の販促物の撮影前日ワークショップに出かけてみると、「今作っている!」(笑)
え?と、撮影明日ですよね。
おかげで製作の過程をすべて確認できたのは収穫でした。
図面を描きながらも理解していない作り方が、明確になりました。
しかしながら、完成品を見ることなく帰宅。(撮影には立ち会えないので前日のワークショップでした)こうして振返ってみると、製品自体の打ち合せが余りにも少ない。
でも、素晴らしい完成度。
こんなワークショップは園田椅子製作所でしかできません。
危険だからくれぐれも真似しませんように。
今から思うと、自身でもピンと来ない中でも何か引っかかるものが有ったのだと思います。
しかし試作を進めて行くに従い、今回は自分のインスピレーションが良い方に外れていたことを実感。張り上がったときは思わず「おお...」と感嘆。
サイズは試作時のミスで少し小振りになってしまいましたが、これも怪我の功名か、中々良いサイズに。
誤算?が生んだこの商品はまた格別な開発経験となりました。