macaronmacaron chair
ちょこんと乗っかっているようなアームが特徴の椅子です。
主な構造体はすべて丸棒でできているため、実際の寸法よりも細身に見えます。
成形合板で一体化された背と座は、カバーリング仕様。タイトなカバーリングは現場の工夫で実現しました。
サイズ w 490 d 510 h 800 sh 420
素材  ウォールナット ハードメープル ブラックチェリー
仕様  オイルフィニッシュまたはウレタン樹脂塗装
ソファmacaron sofa
木の組み手を意識しながら、丸棒を大胆に使用したデザインです。丸棒特有の端部の触り心地の良さが座った人の心をつかみます!
壁際に置くにはもったいないほど、後ろ姿がきれいなソファです。
(後ろ姿はナガノインテリアのウェブカタログで!)

サイズ ソファ3P w 1790 d 820 h 770 sh 380
  ソファ2P w 1230 d 820 h 770 sh 380
  ソファ1P w 670 d 820 h 770 sh 380
  テーブル w 1500・1200・1050 d 420 h 400
素材 ウォールナット ハードメープル ブラックチェリー
仕様 オイルフィニッシュまたはウレタン樹脂塗装
 
2010 年 グッドデザイン賞受賞
ナガノインテリア工業
リビングダイニングという概念をはじめて作り上げた老舗ブランドメーカー。
三代目の永野社長は視野を世界に向け積極的なネットワーク構築をしていて、 商品開発の可能性を広げてくれます。
自社で完結するモノつくり体制を強化し、シリーズごとにアイテムを展開することで生活シーンを見据えた提案をするブランドです。
横浜のショールームは必見!

http://www.nagano-interior.co.jp

 

macaron 四方山話
永野社長が私につけたニックネームは「サイドフレームフェチ」です。

意味がわかりますか?

デザインを横から見たときに特徴のあるものがとても多いというのです。いわれてみればその通りかもしれません。アイデアスケッチもすべて横向きから始まります。横から見た形状の金太郎あめデザインか(笑)。

そんなニックネームを打開すべく取り組んだのがこのmacaronシリーズです。

始まりはソファでした。スケッチを見せた段階で、かなり好感触。つくり勝手の問題は残りそうですが、まずは試作へ進む段取りとなりました。

ナガノインテリアでのワークショップは、いつも当日まで情報がなく、びっくり箱状態。だからインターチェンジから工場まで約10分の車での移動中に、担当の前田さんに「試作どう?」と感触を尋ねます。たいがい渋い反応が多い中、このときは意外と好感触。おお、珍しく好感触の2連続。

実物を見てなるほど。立体で見てもなかなかの佇まいでした。

作り手が楽しんでいる製品は、使い手にも同じ想いが届くようですね。発表当初から地道にファンがふえているようです。

チェアは2013年に追加されたアイテムですが、アームの部分は何度も壊す実験を繰り返し、構造上の不安も技術で乗り越えて、軽快なデザインが実現しました。

macaron四方山話
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股旅放談 ナガノインテリア工業 永野貴啓
マカロンソファの開発当初、村澤さんから提案されたデザインの第一印象は、ロクロ棒で構成された構造体が、とにかく斬新でした。売れるのか/売れないのかの商売判断を抜きにして、「先ずは作ってみたい」と純粋に思いました。

最初に提出された図面の段階で、意匠的にも構造的にも完成度が高かったことを記憶しています。開発そのものには時間を要しませんでした。良いデザインとは、開発プロセスも意外とシンプルなものです。開発に時間と労力を要するのは、デザイン段階での完成度が低い/プロセスが複雑である場合が多く、良い成果を得られないのが当社の通例です。

商品化をとげて発表してみると、当社のブランド向上に貢献してくれた手応えを感じました。当社のモノ作り上位概念として、存在そのものに価値のある製品です。

ソファに次いでチェアの開発では、背座一体成形合板(MDF製)やアームの構造・強度を含めて、「作りながら考えていく」挑戦の多い開発だと感じました。課題を一つ一つクリアしながら、最終的にカバーリングも可能な付加価値もついて、良いチェアが完成したと思います。

2次元視点で側面形状が特徴のラルゴシリーズに対して、3次元視点で側面形状が特徴なのがマカロンシリーズです(しかも構造そのものは2次元で作り手に優しいのがミソです)。無意識に触れたくなる心にも身体にも優しいディテールに拘った、誠実なデザインの家具に育てていきたいと考えてます。

 

macaron四方山話
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