pinopino
デザインワークショップではいつも一緒に頭をひねるテーブル工房kikiの木村健治さんが、珍しく最初のプロトタイプで「これはいける!」と太鼓判を押してくれた椅子。
フレームの断面や背の断面など細かなところまで特徴があるのですが、過度に主張せず技術と素材とデザインがほど良く調和しました。
フレームの形状が枝分かれしている松の葉のイメージと重なることから、イタリア語で松を意味するpinoと名付けました。
座ってみるとお尻が離れなくなる心地良さです。
サイズ w 585 d 585 h 715 sh 410
素材  栃 ウォールナット ナラ ブラックチェリー
仕様  オイルフィニッシュ
テーブルkiki
「テーブルの端材があるんやけど、何かに使えんかな?」と、見せてもらったものはなんと宝の山。他では見ることのできない、決して端材ではない分厚くて太い無垢の木材がそこにはありました。小物から始まった開発はいつの間にかイスやソファまで発展し、手のひらサイズから空間サイズまで、その展開はとどまるところを知りません。木村健治さんとの掛け合いはまるでまるでジャズのセッション。予測不能のワークショップを続けています。

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